
元盗賊の青年レンは、
呪いの病に侵された妹を救うため、
忘れられた古城を訪れる。
その地下深くにある牢獄には、
予言者の少女フィーナが封じられていた。
記憶の糸を手繰り寄せながら、
かすかな月明かりを頼りに
言葉を交わすふたり。
「私の罪は、
許されるのでしょうか」
300年の時を越え“こころ”をつなぐ物語。